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小倉 浩一; 柴田 猛順
JAERI-M 93-098, 23 Pages, 1993/03
電子ビームの加熱蒸発により生成したガドリニウム原子ビーム中の準安定準位占有率分布をレーザー共鳴イオン化を用いて測定できた。準安定準位占有率分布はボルツマン分布をしており原子励起温度を決めることができた。原子励起温度は蒸発面温度よりもはるかに低く、原子ビームの並進温度と非常に近かった。これは、蒸発面近傍で蒸発原子が真空中へ膨張冷却するとき原子の運動エネルギーと励起エネルギーのエネルギー交換速度が速いことを示していると考えられる。
西村 昭彦; 有澤 孝; 大場 弘則; 小倉 浩一; 柴田 猛順
真空, 34(8), p.639 - 644, 1991/00
電子ビーム加熱により金属試料を加熱蒸発し原子ビームを発生させる場合、蒸発原子の励起準位の占有率分布を測定することが重要である。ここでは、レーザ光吸収法により電子ビーム蒸発させたガドリニウム原子の準安定準位密度の測定を行い、準位密度比より原子励起温度を求めた。原子励起温度は(1400~600K)であり、蒸発面温度(2100~2400K)よりも遙かに低く、蒸発量の増加に伴い更に低下する傾向を示した。